ピックルボールで最も使用頻度の高いショットが「ボレー」。
ネット付近で行う攻防では、ボレーのレベルがそのまま勝敗に影響します。
この記事では、ボレーの基本フォームと、初心者〜中級者が押さえるべきコツをわかりやすく紹介します。
ボレーとは?
ボレーとは、
バウンドする前のボールを、そのまま空中で打ち返すショットのことです。
特にキッチンライン付近の短いラリーで多用され、
ダブルスの攻防では最重要ショットのひとつです。
ボレーの基本スタンス
ボレーの構えは人それぞれではありますが、まずはどのレベルでも共通する基本姿勢から。
● 1. 足を開き、重心は前
- 足は動きやすい幅に開き、つま先に重心
- 膝は少し曲げておく
- 常に前方向に反応できる姿勢
● 2. パドルは胸の前・コンパクトに構える
「パドルアップ(paddle up)」と呼ばれる構えが重要。
- パドルは胸の前
- フェイスは軽く上向き 〜 垂直
- パドルを振り回さず、小さく動かす
● 3. 肘は軽く前に出す
肘を体にくっつけると反応が遅くなるため、
肘を前方へ軽く出す“ハンズアウト”を意識。
ボレーの打ち方・基本動作
● 1. 大きく振らない(スイングしない)
ボレーは“押す”ショット。
振り回す必要はありません。
- スイングは最小限
- 手首を使わない
- 腕全体でボールを押し返すイメージ
● 2. ボールを「前」で触る
体の横や後ろで打つと、安定性が極端に落ちます。
理想は、胸の前〜前足のつま先のあたりで処理。
● 3. パドル角度でコントロールする
ボレーは“角度のスポーツ”。
- ボールを浮かせたくないとき → 少しフェイスを下げる
- 相手の足元へ落とすとき → フェイスをやや上向きに
- 速いボール → 面を合わせるだけでOK
初心者がやりがちなミスと改善ポイント
❌ パドルを腰の位置に構えてしまう
→ 胸の前、高い位置に構えるだけで成功率が大幅UP。
❌ 強く打とうと大振りする
→ ボレーはスイング不要。
動かすのは10〜15cmだけを意識。
❌ 後ろに下がりながら打つ
→ 体重が逃げてボールが浮く原因に。
なるべく 前方向に体重を残す。
❌ 打点が後ろになる
→ 反応が遅くなるため、
“体より前”で触ることを習慣にする。
ボレーの種類
● ブロックボレー
相手の強いショットを「面を合わせるだけ」で返す守備的ボレー。
余計な力を入れず、パドル角度で返す。
● パンチボレー
短いスイングで“押す”ボレー。
相手が甘いボールを返してきたときに有効。
● ソフトボレー(コントロール系)
相手のテンポを崩し、足元に沈めるための柔らかいタッチ。
ボレーのコツ:すぐに上達するポイント
① とにかくパドルを上げる(Paddle Up)
構えが9割。
ボレーは「準備した人が勝つ」ショットです。
② ボールを“見る”のではなく“飛んでくる方向”を見る
速いラリーになるほど、ボールを追いかけると間に合わなくなります。
相手のパドル角度を観察する癖をつけましょう。
③ 両足は常にスタッカートステップ
細かく足を動かすことで、反応速度が劇的に上がります。
④ キッチンラインを踏まずに、できるだけ近くで打つ
ネットに近いほどボレーは有利。
ただし、ステップインはフォルトなので注意。
おすすめ練習メニュー(1人でもできる)
● 壁打ちボレー
- パドルアップをキープ
- 大振りしない
- 同じリズムで20〜30回続ける
● ボレーボレー(2人)
- お互いに大きく振らない
- 10往復、20往復を目標に
● パドル角度調整ドリル
フェイスの角度を変えて、
「沈める」「浮かせる」を自分でコントロールする練習。
まとめ:ボレーが安定すると勝率が一気に上がる
ボレーは、ピックルボールの中でも最も重要なショットと言ってもいいほど。
特にダブルスでは、“ボレーが強い=試合に強い”につながります。
- パドルアップ
- 小さな動き
- 打点は前
- スイングしない
個人的な好みはあると思いますが、この4つを意識するだけで、初心者でも一気に上達できます。


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